飛蚊症(ひぶんしょう)とは

飛蚊症(ひぶんしょう)について

飛蚊症(ひぶんしょう)は、眼内の中央にある硝子体が濁ることで発症します。硝子体にはゼリー状の透明な液体がつまっており、眼球の4分の3を占めています。
硝子体が濁ると、明るいものを見たときに濁りが影になって網膜に映ります。網膜はカメラのフィルムのような役割を果たすため、目の中にずっと小さな点や虫のようなもの、糸くずなどがあるように感じるようになります。
硝子体混濁
飛蚊症には、 生理的なものや、加齢によるもの、また、眼病が原因の場合もあります。
解決方法を探る前に、まずは見え方をチェックしておきましょう。

飛蚊症(ひぶんしょう)の症状

飛蚊症の症状は、明るいところや青空を見たときに目の前に小さな点や虫のような影、または糸くずや髪の毛などのような浮遊物が飛んでいるように見えます。
目に見えている浮遊物の色は黒だけでなく灰色や透明などさまざまで、人によって見えている形状が異なり、白い壁や空を見たときにはっきりと現れることが多いという特徴があります。
「邪魔だな」と思って視線を変えても、浮遊物は一緒に移動してきます。目をこすってもまばたきをしても変化がなく、一向に消えてくれません。
とくに明るい場所ではっきりと見え、気になって仕方ありません。 こうした目のトラブルを「飛蚊症」といいます。
下の4つの写真は一般的な見え方です。
症状1

【 黒い線が浮遊する 】

症状2

【 黒い線と点が浮遊する 】

症状3

【 白い線が浮遊する 】

症状4

【 白い点と線が浮遊する 】

症状5

【 目先を変えても浮遊物がついてくる 】

現在、治療法がない”生理的 飛蚊症”

飛蚊症になり、眼科に行って様々な検査・診断をすると、
”生理的な原因です”
と言われることがあります。現在悩んでいるほとんどの方がこの症状です。しかし、多くの医師は、
「老化やストレスなどによるものですから気にしないで」
「目の機能に大きな影響がない場合が多いので、気にならないのであれば日常生活にほとんど支障はきたさないといえます」
と伝えます。そう言われても、目の前に常に浮遊するゴミは気になります。
それに、仮にも「飛蚊症」という”症状”なのですからなおさらです。また、進行することが多いため、どんどん目の前にごみのようなものが増えていきます。

対処方法は?

飛蚊症は老化と同様に生理現象のひとつなので、目の機能に必ずしも大きな影響を与えるというものではありません。
とはいえ、気になり始めるととことん気になるという方もいるかもいるかもしれません。また、場合によっては他の眼病が隠れていることもあるため注意が必要です。
しかし現在、治療方法が確立されていないため、医師といえど治療をするということはありません。
治療法がまだ確立されていないといっても、発症したことで他の眼病が隠れていることもあります。
それでは、一体どうすればよいのでしょうか?