飛蚊症の症状から対策、治療方法まで
目の病気 飛蚊症(ひぶんしょう)と後部硝子体剥離、網膜裂孔後部硝子体剥離、網膜裂孔と飛蚊症(ひぶんしょう) |
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〜 生理的飛蚊症以外の原因で発生する飛蚊症について 〜
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| ≪後部硝子体剥離の発生した図≫ 硝子体膜に輪状のシワがある |
≪古い後部硝子体剥離≫ 輪状のシワが点になる |
硝子体が網膜から剥離する際に、網膜の表面にある毛細血管を引張り、血管が破れて出血が起こります。この時に飛蚊症が発生するのです。
この「後部硝子体剥離」は、とくに近眼の人に発生しやすく、その中でも女性に多く見られます。50歳以上の人に多いといわれいましたが、最近では20代でも発生しています。
前途の「後部硝子体剥離」 が起こる際、20%程度の割合で「網膜裂孔」が起こります。
「網膜裂孔」という眼病は、剥離しかかっている硝子体が網膜と強く癒着していると、引張られた網膜の組織が裂けて孔が空いてしまいまう病気です。
このとき網膜の毛細血管が破れて出血するため、激しい飛蚊症が起こります。
この他にも、ぶどう膜炎や眼底出血でも飛蚊症が起こります。とくに恐いのは「網膜剥離」で、放置すると失明の危険性が高くなります。
明るい空や白い壁を見た際、≪気づいたら飛蚊症≫という人がほとんどで、いつ発症したのかはよくわかりません。飛蚊症の見え方は人それぞれで、主に下記のように見えます。
■ 虫が四方八方に飛んでいる
■ もやーっとした煙りのようなものが浮かぶ
■ 糸くずや黒い点のようなものが浮遊する
浮遊物の色は、透明の場合や白色、時には黒く見えます。
網膜裂孔や網膜剥離の場合、突然に浮遊物が現れ、鮮明で常に見える状態になります。また、剥離する直前に”ピカピカ”と光るものが見えることもあります。
網膜剥離が進行すると、目の隅のほうから視野が欠け、見える範囲が狭まってきます。ここまで進行する前に、医者に行かねばなりません。
飛蚊症には、放置してもしばらくは支障のないものと、重大な病気の前触れである場合があります。その違いをどう見分けるのでしょう。
飛蚊症がひどくなってきたときには、必ず眼科で検査を受けることが重要です。眼科では視力や視野検査、目の精密検査が行われますが、最も重要な検査は眼底検査です。
眼底検査とは、検眼鏡を使って瞳孔から眼球の奥の網膜の状態を調べます。
「後部硝子体剥離」のみであれば、まださほど危機な状態ではありませんが、硝子体と癒着した網膜が引っ張られているような場合は、すぐに治療する必要があります。
網膜裂孔や網膜剥離が認められれば、すぐに手術します。
飛蚊症が起こり、眼底検査の結果、生理的な飛蚊症と判定されれば、過度に心配せず、慣れるように努力しなければなりません。生理的な飛蚊症には、治療法がないのです。
徐々に気にはならなくなりますが、浮遊物が消失することはありません。
飛蚊症の原因が「生理的」なものか、病気の前触れなのかをチェックすることが重要です。
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